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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
下條 信輔(シモジョウ シンスケ)
1955年、東京都生まれ。カリフォルニア工科大学教授。78年、東京大学文学部卒業。マサチューセッツ工科大学でPh.D.取得。東大教養学部助教授などを経て98年から現職。専門は知覚心理学、視覚科学、認知神経科学 下條 信輔(シモジョウ シンスケ)
1955年、東京都生まれ。カリフォルニア工科大学教授。78年、東京大学文学部卒業。マサチューセッツ工科大学でPh.D.取得。東大教養学部助教授などを経て98年から現職。専門は知覚心理学、視覚科学、認知神経科学 |
誰もが求めてやまない「絶頂(peak)の経験」。そのとき、心と身体はどうなっているのか?スポーツで新記録が出るとき、選手は「ゾーン」に入ったと言われる。しかし、科…(続く)
誰もが求めてやまない「絶頂(peak)の経験」。そのとき、心と身体はどうなっているのか?スポーツで新記録が出るとき、選手は「ゾーン」に入ったと言われる。しかし、科学的にそのメカニズムは解明されていない。「無我無中の快」や「モチベーション」はいかに生まれるか?それを深く考察すれば「落ち込んだ」状態や失敗に対処する方法も見えてくる。心理学者とトップアスリートの対話から、顕在意識と潜在的な心と身体の関係を探る。
もくじ情報:はじめに アスリートは身体の言葉を持っている―為末大さんとの対話から;第1章 心を奪われること―遊び、夢中、ゾーン;第2章 学問的に見た「フロー」の現状―「忘我」の状態は科学的に解明できるか?;第3章 科学で説明のつかない「快」の謎―人はなぜスマホをいじり続けるのか? 対談 下條信輔×為末大;第4章 無意識を意識的にコントロールする術―12の質問から 対談 為末大×下條信輔;第5章 心はコントロールできるか―不測の事態に備える対処法;第6章 自発性とは何か―最新研究で見る「やる気」の科学;第7章 意思決定のメカニズム―自発性と受け身をめぐる脳のはたらき 対談 為末大×下條信輔;おわりに 体験したあの世界はなんだったのか―スポーツと身体を通して、生涯続く問い