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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
伊藤 裕香子(イトウ ユカコ)
朝日新聞記者。上智大学卒業後、1995年に朝日新聞社に入社。経済記者として流通、食品などの民間企業や、税財政、経済政策を中心に取材。オピニオン編集部、経済社説担当の論説委員、編集委員などを経て、2021年4月から東京本社経済部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伊藤 裕香子(イトウ ユカコ)
朝日新聞記者。上智大学卒業後、1995年に朝日新聞社に入社。経済記者として流通、食品などの民間企業や、税財政、経済政策を中心に取材。オピニオン編集部、経済社説担当の論説委員、編集委員などを経て、2021年4月から東京本社経済部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「次世代に負担を先送りしない」という長年の政治の決意は、空手形なのか。コロナ禍で発行が増えた国債は、中央銀行が買い入れを続けた。低金利なので借金倒れはしていないが、いつまでもその状況が続く保証はなく、「インフレは来ない」とも断言できない。金利が急上昇すれば利息はあっという間にふくらみ、使えるお金は限られる。子育てや医療、介護の仕組みは生きていくうえで欠かせないからこそ、この先もずっと、誰もが安心して使えるものであってほしい。自助や共助では手が届かないところに、公助はきちんとあるのか?持続可能な社会のあり方を、将来世代の「お金」から考える。
もくじ情報:プロローグ 初の緊急事態宣言、いち早く「GoTo」;第1章 「公助」の解釈 かすむ全世代型;第2章 「異次元」の政治判断 消費税とアベノミクス;第3章 「還元」を旗印に コロナ禍の一律支援;第4章 時代にみる税;第5章 インタビュー 私の「公助」論