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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
平山 優(ヒラヤマ ユウ)
1964年東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 平山 優(ヒラヤマ ユウ)
1964年東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本を代表する武田三代の研究者が、武田三代の波乱の歴史を語る。武田信虎はいかにして、名実ともに甲斐の覇者となったのか。信長、謙信、足利義昭を驚倒させた信玄の外交戦略とは。長篠の戦いの後、一度は信玄時代を超える最大の版図を得たにもかかわらず、なぜ勝頼は武田家最後の当主となったのか。さらに、信玄があのタイミングで信虎を追放した理由、長篠の戦いの真の敗因なども、近年の研究成果を踏まえて明快に解説。甲斐源氏の家宝「御旗・楯無(鎧)」を代々受けついだ名門武田家の実像に迫る。
もくじ情報:名門源氏意識―戦国武田三代を呪縛し続けたもの;第1部 武田信虎(武田信虎の前半生;首都甲府の建設;甲斐統一の達成;信虎の外交路線転換と勢力拡大;信虎追放);第2部 武田信玄(晴信、信濃経略を開始す;川中島合戦始まる;川中島の激戦と西上野侵攻;義信事件と武田氏の外交路線転換;駿河出兵と三国同盟崩壊;信玄の西上と死);第3部 武田勝頼(武田勝頼の攻勢;長篠合戦;武田勝頼、再起を目指す;武田勝頼の栄光と挫折;武田氏滅亡)