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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
黒川 博行(クロカワ ヒロユキ)
1949(昭和24)年、愛媛県生れ。京都市立芸術大学卒業後、大阪の高校で美術の教鞭をとる。「二度のお別れ」「雨に殺せば」でサントリーミステリー大賞佳作賞を連続受賞する。1986年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞、1996(平成8)年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞。2014(平成26)年『破門』で直木賞を、2020(令和2)年に日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 黒川 博行(クロカワ ヒロユキ)
1949(昭和24)年、愛媛県生れ。京都市立芸術大学卒業後、大阪の高校で美術の教鞭をとる。「二度のお別れ」「雨に殺せば」でサントリーミステリー大賞佳作賞を連続受賞する。1986年「キャッツアイころがった」でサントリーミステリー大賞、1996(平成8)年「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞。2014(平成26)年『破門』で直木賞を、2020(令和2)年に日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
金は二の次。絡んだ糸をほぐして核心に迫る「捜査」が愉しいのだ―。白昼堂々起こった100キロ5億円の金塊強奪事件。かつては大阪府警暴対課の敏腕刑事だったが、今は警察を退職して無為な日々を過ごしている堀内信也は、刑事時代の相棒だった伊達誠一に誘われて、まだ押収されていない金塊の行方を追うことに。大阪から淡路島、由布院、小倉を経て名古屋へ―。事件の核心に近づいていく二人に、ヤクザ、半グレ、汚職警官、悪徳貴金属ブローカーたちが次々と立ち塞がる!暴力と混沌の中でしか生…(続く)
金は二の次。絡んだ糸をほぐして核心に迫る「捜査」が愉しいのだ―。白昼堂々起こった100キロ5億円の金塊強奪事件。かつては大阪府警暴対課の敏腕刑事だったが、今は警察を退職して無為な日々を過ごしている堀内信也は、刑事時代の相棒だった伊達誠一に誘われて、まだ押収されていない金塊の行方を追うことに。大阪から淡路島、由布院、小倉を経て名古屋へ―。事件の核心に近づいていく二人に、ヤクザ、半グレ、汚職警官、悪徳貴金属ブローカーたちが次々と立ち塞がる!暴力と混沌の中でしか生きられない男たちを描くノワール小説の最高峰。