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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
川村 元気(カワムラ ゲンキ)
1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。「君の名は。」などの映画を製作。2011年、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、同作は21カ国で出版された。18年、初監督作品『どちらを』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 川村 元気(カワムラ ゲンキ)
1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。「君の名は。」などの映画を製作。2011年、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、同作は21カ国で出版された。18年、初監督作品『どちらを』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
小鳥店を営む檀野家の平穏な日常は、突然終わりを告げた。小学生の息子が通り魔に殺されるという凄惨な事件によって―。「息子さんのために、歌わせてください」悲しみに暮れる檀野家に、不思議な合唱隊がやってくる。訝しむ父をよそに、母と娘は歌うことで次第に心を取り戻していくが…。次々と明かされる家族の秘密。ラスト二〇ページの戦慄。そして驚くべき終曲。
小鳥店を営む檀野家の平穏な日常は、突然終わりを告げた。小学生の息子が通り魔に殺されるという凄惨な事件によって―。「息子さんのために、歌わせてください」悲しみに暮れる檀野家に、不思議な合唱隊がやってくる。訝しむ父をよそに、母と娘は歌うことで次第に心を取り戻していくが…。次々と明かされる家族の秘密。ラスト二〇ページの戦慄。そして驚くべき終曲。