|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐々木 孝浩(ササキ タカヒロ)
1962年生まれ。1990年慶應義塾大学大学院後期博士課程退学。博士(学術)。国文学研究資料館助手を経て、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫文庫長・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐々木 孝浩(ササキ タカヒロ)
1962年生まれ。1990年慶應義塾大学大学院後期博士課程退学。博士(学術)。国文学研究資料館助手を経て、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫文庫長・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「日本文献学」を提唱し、近代国文学の父とも称された芳賀矢一。「国学」から思想的な旧弊を取り除き、国際的な時代に適合する新しい学問へと改革することに尽力しつつ、教科書や辞書の編纂をはじめ、国語教育において多大な貢献を成し遂げた。文献学者としての理想と使命の実践を貫いたその生涯を時代のなかに…(続く)
「日本文献学」を提唱し、近代国文学の父とも称された芳賀矢一。「国学」から思想的な旧弊を取り除き、国際的な時代に適合する新しい学問へと改革することに尽力しつつ、教科書や辞書の編纂をはじめ、国語教育において多大な貢献を成し遂げた。文献学者としての理想と使命の実践を貫いたその生涯を時代のなかに描き出す。
もくじ情報:略伝;第1章 国文学史確立への道程(『国文学読本』登場まで;「例言」に見る志;「緒論」の解体;「我邦文学の沿革」;時代ごとの文学の認識;「読本」の本体;『国文学読本』のまとめ);第2章 「日本文献学」とドイツ留学の後先(留学前夜の『国学史概論』;「国学とは何ぞや」の戦略;二つの比較から);第3章 「日本文献学」の正体(「日本文献学」の見取り図;国文学と国史の研究史;日本文献学の目的);まとめに代えて