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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
針谷 卓史(ハリヤ タクシ)
慶應義塾大学文学部国文学科卒業。現役の高校教諭。2006年に「針谷の小説」で第13回三田文学新人賞を受賞、同作でデビュー。純文学作品を発表する傍ら、エンタメ作品も発表。児童向けの掌編ホラーのオムニバス作品にも参加、高評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 針谷 卓史(ハリヤ タクシ)
慶應義塾大学文学部国文学科卒業。現役の高校教諭。2006年に「針谷の小説」で第13回三田文学新人賞を受賞、同作でデビュー。純文学作品を発表する傍ら、エンタメ作品も発表。児童向けの掌編ホラーのオムニバス作品にも参加、高評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
学校祭前夜。深夜にもかかろうという時間まで緋摺木高校の教員たちは残業していた。休憩時、いなくなった教諭が異常な状態で殺されていた。その死体は、学校裏の神社で殺され続けていた小動物の死体を連想させるようだった。殺人犯がまだ校内にいるのではないかと恐慌につつまれ、職員室に立て篭もる教師たち。―そんな中、職員室の空調が冷気を吐き出しはじめる。