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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ネグリ,アントニオ(ネグリ,アントニオ)
1933年生まれ。イタリアのマルクス主義社会学者、政治学者、活動家。元パドヴァ大学社会科学研究所教授。1970年代にアウトノミア運動の中心人物として活躍するが、79年にテロへの関与の嫌疑で逮捕・投獄される。83年にフランスへ亡命、研究・執筆活動を続けた後、97年に自主的に帰国、再収監される。2003年に釈放 ネグリ,アントニオ(ネグリ,アントニオ)
1933年生まれ。イタリアのマルクス主義社会学者、政治学者、活動家。元パドヴァ大学社会科学研究所教授。1970年代にアウトノミア運動の中心人物として活躍するが、79年にテロへの関与の嫌疑で逮捕・投獄される。83年にフランスへ亡命、研究・執筆活動を続けた後、97年に自主的に帰国、再収監される。2003年に釈放 |
「アラブの春」から始まった街頭の抗議は世界各地へ拡大し、民主主義を再び活性化させた。だが、多くの国で運動は終焉し、状況は以前より悪化している。社会変革への力をより強め、持続的なものにするためには、自由な参加と組織化された運動の両立が求められる。「いまこそ、互いを見つけだし、集合=合会すべき…(続く)
「アラブの春」から始まった街頭の抗議は世界各地へ拡大し、民主主義を再び活性化させた。だが、多くの国で運動は終焉し、状況は以前より悪化している。社会変革への力をより強め、持続的なものにするためには、自由な参加と組織化された運動の両立が求められる。「いまこそ、互いを見つけだし、集合=合会すべきときだ」。新自由主義の最新局面を精緻な分析とともに、ネグリ=ハートの情熱がマルチチュードの力能を鼓舞し、来たるべき変革への参加を誘う。
もくじ情報:第1部 指導という問題(指導者はどこへ行った;ケンタウロスの戦略と戦術 ほか);第2部 社会的生産(いかにして所有を“共”へと開くか;われら機械状主体 ほか);第3部 金融の指令と新自由主義のガバナンス(金融は社会的価値を捕獲する;貨幣は社会関係を制度化する ほか);第4部 新しい“君主”(政治的リアリズム;不可能な改革主義 ほか)