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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
田辺 〓蛙(タナベ セイア)
大阪生まれ。2006年、第4回ビーケーワン怪談大賞で「薫糖」が佳作となり『てのひら怪談』に受賞作を含む5作品が掲載される。2008年、第15回日本ホラー小説大賞短編賞を「生き屏風」で受賞。同作で角川ホラー文庫からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 田辺 〓蛙(タナベ セイア)
大阪生まれ。2006年、第4回ビーケーワン怪談大賞で「薫糖」が佳作となり『てのひら怪談』に受賞作を含む5作品が掲載される。2008年、第15回日本ホラー小説大賞短編賞を「生き屏風」で受賞。同作で角川ホラー文庫からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。死をも考え始めてしまうような状態の中、美しいクラスメイトの夕美から一緒に復讐しようと誘われる。夕実も校内で悍ましい仕打ちをうけ…(続く)
学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。死をも考え始めてしまうような状態の中、美しいクラスメイトの夕美から一緒に復讐しようと誘われる。夕実も校内で悍ましい仕打ちをうけていたのだ。夕実に誘われるまま、毒を使って仕返しを考えるようになったひじりは、彼女から毒の知識を得ていくが、美しい彼女へ憧れや恋に似た依存を強めていく。そんな中、ひじりが絶望に打ちひしがれる事態が起こり、思わぬ事件に発展してしまう。その悲劇の裏にひそむ悪意にひじりは動揺しながらも、クラスメイトとともに事件を探るようになるが、ついには学園中を巻き込んだ大きな惨劇が発生してしまう。―その裏には驚きの事実が待ち受けていた。