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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
半田 滋(ハンダ シゲル)
1955年、栃木県生まれ。防衛ジャーナリスト。元東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。1992年より防衛庁(現在の防衛省)取材を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 半田 滋(ハンダ シゲル)
1955年、栃木県生まれ。防衛ジャーナリスト。元東京新聞論説兼編集委員。獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。1992年より防衛庁(現在の防衛省)取材を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
これは、「ナッチャンワールド」という高速フェリーの波瀾万丈の“船生”の物語です。お客さんを乗せて津軽海峡を行ったり来たりする観光フェリーだったナッチャンは、燃料の価格が高くなったためにフェリーとして使われなくなり、自衛隊に貸し出されて戦車や装甲車を訓練場に運ぶ仕事につきました。「平和の船」は、またたく間に「戦争の船」に様変わりしたのです。長年にわたって防衛省の取材をしてきたジャーナリストが、実在する船に命を吹きこんだ一風変わったノンフィクションです。戦争と平和…(続く)
これは、「ナッチャンワールド」という高速フェリーの波瀾万丈の“船生”の物語です。お客さんを乗せて津軽海峡を行ったり来たりする観光フェリーだったナッチャンは、燃料の価格が高くなったためにフェリーとして使われなくなり、自衛隊に貸し出されて戦車や装甲車を訓練場に運ぶ仕事につきました。「平和の船」は、またたく間に「戦争の船」に様変わりしたのです。長年にわたって防衛省の取材をしてきたジャーナリストが、実在する船に命を吹きこんだ一風変わったノンフィクションです。戦争と平和のはざまで揺れる、今の時代を伝えます。
もくじ情報:第1章 観光フェリーとして生まれて;第2章 世界一の高速フェリーが生まれた日;第3章 東日本大震災と「病院船」;第4章 「自衛隊の船」として;第5章 “戦争の船”と“平和の船”のはざまで;第6章 人を助ける船になるという夢