内容紹介：日本の女性ジャーナリストの草分け、桐島洋子氏が綴る波瀾万丈の人生と、かれん、ノエル、ローランドの、各界で活躍する三人の子どもたちの視線で母親との思い出。家族とは何かを考えさせるファミリーヒストリー
今こそ知りたい！「桐島洋子」という生き方。「女性の自立」のパイオニア・桐島洋子と三人の子供たちがつなぐ、壮大な家族の物語。
もくじ情報：第１章　洋子（東京、上海、葉山　一九三七；上海、妻籠、葉山　一九四四；目黒、駒場　一九五一；銀座、湘南、軽井沢　一九五六；永田町、六本木、真鶴　一九五九　ほか）；第２章　かれん　ノエル　ローランド（ロサンゼルス、横浜　一九六九―かれん；横浜、イースト・ハンプトン　一九六五―ノエル；横浜、イースト・ハンプトン、横浜　一九七三―ローランド；イースト・ハンプトン、横浜、東京　一九七六―かれん；東京、ニューヨーク、東京　一九八二―ローランド　ほか）

桐島　洋子(キリシマ　ヨウコ)
１９３７年東京都生まれ。高校卒業後、文藝春秋で九年間勤務の後、フリージャーナリストとして活躍。１９７０年『渚と澪と舵―ふうてんママの手紙』で作家デビュー。１９７２年『淋しいアメリカ人』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。世界中を旅しながら、書籍や雑誌の執筆のほか、テレビのコメンテーターとしても活躍