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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
木村 靖二(キムラ セイジ)
1943年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻、ドイツ近現代史。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 木村 靖二(キムラ セイジ)
1943年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻、ドイツ近現代史。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
1919年その時日本は第一次世界大戦に連合国側で参戦し、戦勝国としてパリ講和会議に参加しました。翌年設立された国際連盟において、日本はイギリス・フランス・イタリアとともに常任理事国になりました。連盟設立に際し、日本は規約に人種平等条項を入れることを要求し、欧米諸国を驚かせました。
もくじ情報:総論 現代への模索;1章 パリ講和会議とロシアの内戦(ロシア革命と第一次世界…(続く)
1919年その時日本は第一次世界大戦に連合国側で参戦し、戦勝国としてパリ講和会議に参加しました。翌年設立された国際連盟において、日本はイギリス・フランス・イタリアとともに常任理事国になりました。連盟設立に際し、日本は規約に人種平等条項を入れることを要求し、欧米諸国を驚かせました。
もくじ情報:総論 現代への模索;1章 パリ講和会議とロシアの内戦(ロシア革命と第一次世界大戦;内戦のロシア;講和会議の始まり;コルチャークの進撃と挫折;ソヴィエト政権は生き残る);2章 胎動する巨大国家アメリカ(「戦後」世界の行方;ヨーロッパからみたアメリカ;移民を制限する国家;秩序の形成をめざす共和党政権の論理;崩壊からニューディールへ);3章 ナチズムという選択(大衆的政治動員時代の幕開け;新憲法・講和条約をめぐる抗争;世界恐慌と新たな未来像の模索);4章 近代国家像の模索(普遍と特殊;民主主義への懐疑;新たな制度の模索;伝統と先端;後継者たち)