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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
シュミル,バーツラフ(シュミル,バーツラフ)
カナダ・マニトバ大学特別名誉教授。カナダ王立協会(サイエンス・アカデミー)フェロー。エネルギー、環境、人口変動、食糧生産、技術革新の歴史、リスク評価、公共政策の分野で学際的な研究に従事。40冊以上の著書と500を超える研究論文を発表している。2010年、『フォーリン・ポリシー』誌の「世界の思想家トップ100」の1人に選出。2013年、ビル・ゲイツは自身のウェブサイトで、“バーツラフ・シュミルほど、その本を楽しみにしている作家はいない”と書いている シュミル,バーツラフ(シュミル,バーツラフ)
カナダ・マニトバ大学特別名誉教授。カナダ王立協会(サイエンス・アカデミー)フェロー。エネルギー、環境、人口変動、食糧生産、技術革新の歴史、リスク評価、公共政策の分野で学際的な研究に従事。40冊以上の著書と500を超える研究論文を発表している。2010年、『フォーリン・ポリシー』誌の「世界の思想家トップ100」の1人に選出。2013年、ビル・ゲイツは自身のウェブサイトで、“バーツラフ・シュミルほど、その本を楽しみにしている作家はいない”と書いている |
世界屈指の思想家、統計分析の第一人者である著者は「限りある地球で無限の成長はあり得ない」と言います。本書では微生物のようなミクロから帝国のようなマクロまで、世界中のさまざまな形態の「成長」を、数値データを用いて壮大なスケールで解説。徹底した事実の明示によって成長の限界を導き出し、「脱成長」を提唱する世界的話題作です。下巻では、人工物、都市の発展、経済や文明の進歩など、複雑な成長について論証。「生物圏の居住権確保のためには成長を優先すべきではない」という著者の主張の根拠が鮮明に浮かび上がります。
もくじ情報:第4章 人工物:すなわち人間がつくり出した物の成長とその性能(道具と単一機械;建造物;インフラ;輸送;電子工学);第5章 人口、社会、経済:すなわち最も複雑な集合体の成長(人口;都市;帝国;経済;文明);第6章 成長の後には何が起こるのか:すなわち終焉と連続性(生物のライフサイクル;人工物とプロセスの後退;人口集団と社会;経済;近代文明)