内容紹介：造血幹細胞移植診療全体をカバーした決定版マニュアル，待望の改訂版．本領域のエキスパートである著者が，事前準備・移植の実際・移植後の合併症管理・各疾患別の診療の実際に加え，本領域の論文の読み方と統計のポイントを，膨大なエビデンスと自らの豊富な経験に基づいて丁寧に解説．新規薬剤の導入，HLA半合致ドナーやHLA1抗原不適合ドナーによる移植，移植に伴う合併症の考え方などを含めて最新のエビデンスを多数反映したほか，造血幹細胞移植関連の論文の読み方と統計の内容も大幅にアップデート．造血幹細胞移植に携わる全スタッフ必携の一冊．
もくじ情報：第１章　移植実施の決定（造血幹細胞移植の原理と流れ；自家移植と同種移植の比較　ほか）；第２章　移植の準備（移植計画の決定～幹細胞輸注）（移植の準備と移植コーディネーター；医療費　ほか）；第３章　移植後合併症の管理（前処置関連毒性（ＲＲＴ）の評価と対応；肝中心静脈閉塞症（ＶＯＤ）／類洞閉塞症候群（ＳＯＳ）　ほか）；第４章　各血液疾患に対する造血幹細胞移植（急性骨髄性白血病（ＡＭＬ）―急性前骨髄球性白血病（ＡＭＬ　Ｍ３）を除く；急性リンパ性白血病（ＡＬＬ）　ほか）；第５章　造血幹細胞移植関連の論文の読み方と統計（造血幹細胞移植領域の統計解析の特殊性；生存解析の定義　ほか）

神田　善伸(カンダ　ヨシノブ)
平成３年東京大学医学部医学科卒業。平成２６年自治医科大学内科講座血液部門・同附属病院血液科教授（兼任）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）