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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ハージ,ガッサン(ハージ,ガッサン)
メルボルン大学教授(文化人類学・社会理論)。1957年にレバノン・ベイルートで生まれ、1976年にオーストラリアに移住。シドニー大学などを経て現職。ナショナリズム、レイシズム、多文化主義、ポストコロニアリズムに関する批判的著作や、トランスナショナルなレバノン人ディアスポラの民族誌的研究で広く知られる ハージ,ガッサン(ハージ,ガッサン)
メルボルン大学教授(文化人類学・社会理論)。1957年にレバノン・ベイルートで生まれ、1976年にオーストラリアに移住。シドニー大学などを経て現職。ナショナリズム、レイシズム、多文化主義、ポストコロニアリズムに関する批判的著作や、トランスナショナルなレバノン人ディアスポラの民族誌的研究で広く知られる |
他者の排除や否認へ向かうナショナリズム、レイシズム、植民地主義などに抗し、境界を強化するあらゆる二元論を乗り越え、他者にひらかれた、所与の空間の外部をラディカルに探求する。新たな理論的地平をひらく画期的思考実践。他者と共に在るありうべき別の現実のために―。
もくじ情報:1…(続く)
他者の排除や否認へ向かうナショナリズム、レイシズム、植民地主義などに抗し、境界を強化するあらゆる二元論を乗り越え、他者にひらかれた、所与の空間の外部をラディカルに探求する。新たな理論的地平をひらく画期的思考実践。他者と共に在るありうべき別の現実のために―。
もくじ情報:1(後期入植者状況のグローバル化;「ドツボにはまる」ことについて―危機の批評と批評の危機);2(批判的人類学の思考とラディカルな政治的想像界の現在;アラブの社会科学と批判をめぐるふたつの伝統);3(民族誌と政治的な感情について―調査地で、イスラエルを嫌悪すること;オルター・ポリティカルな理性とアンチ・ポリティカルな感情―ファノンの場合);4(自己陶酔的な被害者意識について;占領されざるもの ほか)