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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
リュダール,トーマス(リュダール,トーマス)
小説家。デビュー作『楽園の世捨て人』(早川書房)は15か国以上で出版。同作で「デンマーク新人文学賞」(2014)、「デンマーク犯罪スリラー小説賞」「ガラスの鍵賞」(2015)を受賞 リュダール,トーマス(リュダール,トーマス)
小説家。デビュー作『楽園の世捨て人』(早川書房)は15か国以上で出版。同作で「デンマーク新人文学賞」(2014)、「デンマーク犯罪スリラー小説賞」「ガラスの鍵賞」(2015)を受賞 |
真犯人を突き止めるため、アンデルセンはモーリーを説得。強引に協力を取り付けると、アナが眠る病院へ向かう。引き揚げられたアナの亡骸を見たとき、アンデルセンは奇妙な違和感を抱いていた。その理由を確かめるため忍び込んだ霊安室でアンデルセンは、ついに手掛かりを掴む。アナの胸元に別の誰かの乳房が縫い付けられているのを発見したのだ。違和感の原因はこれだった。恐らく、被害者はもう一人いる。そして、その先に真犯人がいるはずだ…。アンデルセンはさらなる証拠を探すも、その動きを察知した真犯人が行動を起こす。無人の倉庫でアンデルセンを強襲。意識を奪い、急勾配の階下へ転落させることに成功する―。『人魚姫』『マッチ売りの少女』―名作誕生の“if”を探る歴史ミステリ。