内容紹介:"古代哲学において何が論じられていたのかを、分析哲学的解釈によって明晰な語り口で提示。生き生きとした魅力を現在の読者に伝える。 ソクラテス以前の最初期の哲学から、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ヘレニズム期の哲学までの一連の流れを、その哲学者にとって中心的な重要性を持つ論点を軸に考察。論理的な議論の再構成によって予備知識のない読者にもわかりやすく提示する。古代哲学を今を生きる哲学的な観点として一望する決定版の入門書、待望の邦訳。【原著】Christopher Shields, Ancient Philosophy: A Contemporary Introduction, 2n…(続く)
古代哲学において何が論じられていたのかを分析的アプローチによって提示し、今を生きる哲学的な観点として一望する決定版の入門書、待望の邦訳。タレスに始まる最初期の哲学から、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ヘレニズム期の哲学までの一連の流れについて、各哲学者や学派を理解する入口となる議論を軸に考察。
もくじ情報:第1章 ソクラテス以前の哲学(タレスと最初期の自然哲学者たち;クセノパネス ほか);第2章 ソクラテス(ソクラテスのエレンコス;メノンとエウテュプロンの失敗 ほか);第3章 プラトン(ソクラテスからプラトンへ;メノンの探究のパラドクスとプラトンの応答 ほか);第4章 アリストテレス(プラトンからアリストテレスへ;アリストテレスによるカテゴリーの理論の導入 ほか);第5章 ヘレニズム期の哲学(ヘレニズム期;エピクロス派 ほか)