|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
伊丹 敬之(イタミ ヒロユキ)
国際大学学長、一橋大学名誉教授。1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)、その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て、2017年9月より現職。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伊丹 敬之(イタミ ヒロユキ)
国際大学学長、一橋大学名誉教授。1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)、その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て、2017年9月より現職。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
萎縮する日本を照らす光源は、どこにあるのか―。二階に、社会や組織体を動かす「基本原理」があり、一階に、その原理のもとで人々が生きる「現場」がある。かな文字、人本主義、天皇制…。基本原理と現場のねじれ感覚を中和するために、「中二階」を挿入するのが、日本の社会システムである。しかし、中二階という光源を日本人は見失ってはいないか。半世紀にわたり企業を研究しつづけた経営学の泰斗が、歴史的な視点も交えて語る、迫真の本格的日本論。
もくじ情報:序章 空間を豊かにする中二階;第1章 日本という国の中二階;第2章 革命と変動を受容する社会構造の中二階;第3章 現場の情報と感情へ配慮―経営戦略の中二階;第4章 タテ・ヨコともに距離を短く―組織マネジメントの中二階;第5章 現場のエネルギーを引き出す―企業統治の中二階;第6章 ヒトのネットワークの重視―市場経済システムの中二階;終章 中二階発想のすすめ