内容紹介：近年注目される「ステークホルダー資本主義」を体現する日本発のグローバル企業・YKK。同社の精神「善の巡環」に基づく独自の経営の仕組みについて、国際経営学の視点から分析。
世界最大のファスナー企業・ＹＫＫの経営マインドを探る。「他人の利益を図らずして自らの繁栄はない」…創業から続く「善の巡環」の精神は、「ステークホルダー資本主義」を体現していた！
もくじ情報：今、なぜＹＫＫ経営なのか―株主資本主義とステークホルダー資本主義を巡って；ファスナーの出会いと吉田忠雄の挑戦；ファスナーのルーツとＹＫＫの国際競争力；事業概況と独自の経営体制；グローバル事業展開への道のり；グローバルＲ＆Ｄ体制；トップの国際マインドと人財育成；建材事業への進出―ファスナーを超えるＹＫＫ　ＡＰ；ＹＫＫの「食」への挑戦；黒部から世界へ；ＹＫＫから学ぶもの

高橋　浩夫(タカハシ　ヒロオ)
白〓大学名誉教授、中央大学博士。多国籍企業学会・日本経営倫理学会名誉会員ほか研究領域、多国籍企業論、国際経営論、経営倫理（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）