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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
平野 久美子(ヒラノ クミコ)
東京都出身。学習院大学仏文科卒業。編集者を経て執筆活動へ。学生時代から世界各国を巡り、その体験を生かして多角的にアジアと日本の関係をテーマにした作品多数。主な著書に小学館ノンフィクション大賞受賞作『淡淡有情』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 平野 久美子(ヒラノ クミコ)
東京都出身。学習院大学仏文科卒業。編集者を経て執筆活動へ。学生時代から世界各国を巡り、その体験を生かして多角的にアジアと日本の関係をテーマにした作品多数。主な著書に小学館ノンフィクション大賞受賞作『淡淡有情』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
“イジョウ死”と聞けば、多くの人は「異常死=不審死」を連想するが、本書で取り上げるのは「異状死」だ。自宅など病院以外での死亡や、持病以外の死因の場合は基本的に「異状死」扱いとなり、警察の捜査や検視が必要になる。在宅看取りが推進され、孤立死が社会問題化していく中で、その数は確実に増えていく。親族や自身が「異状死」となった場合、どんなことが起きるのか。著者の体験を入り口に「ニッポンの奇妙な死因究明制度」の問題点を浮き彫りにする。
もくじ情報:第1章 父が、母が、「イジョウ死」扱いに;第2章 異状死という日常;第3章 異状死の異常な金銭考察;第4章 異状死は減らせるか?;第5章 施設でも起きる異状死;第6章 死因究明になぜ淡泊なのか;第7章 世論の高まりこそ大切