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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
山本 義隆(ヤマモト ヨシタカ)
1941年大阪生まれ。64年東京大学理学部物理学科卒業、同大学大学院博士課程中退。現在、学校法人駿台予備学校勤務。科学史家。『磁力と重力の発見』全3巻(みすず書房、2003)でパピルス賞・毎日出版文化賞・大佛次郎賞受賞。著書は他に『近代日本一五〇年:科学技術総力戦体制の破綻』(岩波新書、2018。科学ジャーナリスト賞2019)、『小数と対数の発見』(日本評論社、2018。2020年度日本数学会出版賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山本 義隆(ヤマモト ヨシタカ)
1941年大阪生まれ。64年東京大学理学部物理学科卒業、同大学大学院博士課程中退。現在、学校法人駿台予備学校勤務。科学史家。『磁力と重力の発見』全3巻(みすず書房、2003)でパピルス賞・毎日出版文化賞・大佛次郎賞受賞。著書は他に『近代日本一五〇年:科学技術総力戦体制の破綻』(岩波新書、2018。科学ジャーナリスト賞2019)、『小数と対数の発見』(日本評論社、2018。2020年度日本数学会出版賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
二〇一一年の福島の原発事故後、放射性物質の危険性という問題がすべての人にとって避けて通れないものとなった。不確かな情報が溢れるなか、自分で物事を判断し行動するには、原子核と原子力について最低限は知っておかねばならなくなったのだ。本書は、予備校での講演をもとに、市民や学生に向けて、原子と原子核の物…(続く)
二〇一一年の福島の原発事故後、放射性物質の危険性という問題がすべての人にとって避けて通れないものとなった。不確かな情報が溢れるなか、自分で物事を判断し行動するには、原子核と原子力について最低限は知っておかねばならなくなったのだ。本書は、予備校での講演をもとに、市民や学生に向けて、原子と原子核の物理を基礎からていねいに解説する。科学者のエピソードを交えた歴史読み物風の入門書。
もくじ情報:第1章 原子論のはじまり;第2章 イオンと電子の発見;第3章 X線と放射線の発見;第4章 アインシュタインと光子仮説;第5章 原子モデルをめぐって;第6章 原子核について;第7章 原爆と原発