内容紹介：「前に進む人生。後ろを振り返らない人生」“墨の魔術師”“書道界の鬼才”金田石城による、人生哲学。映画「天と地と」「蒼き狼」のタイトルで知られ、８１歳にしてなお旺盛に作品を作り続ける書家・金田石城、初めてのエッセイ集。ダイナミックな作品の創作の源を明かす。
限りない目標を持ち、本気で立ち向かえば、おのずとそこから道は拓ける。“墨の魔術師”“書道界の鬼才”が魂を込めて贈る、老いてなお、前に進むための人生哲学。
もくじ情報：生気のある言葉で；敵は自分の中にあり；放下著　一切捨ててしまえ（五家正宗賛）；独坐大雄峰　独り大雄峰に坐す（碧巌録）；いつまでも生徒で；修業と行動；私の読書術；逆転の発想；黒は無限の色；水音と心〔ほか〕

金田　石城(カネダ　セキジョウ)
１９４１年７月１０日福島県いわき市生まれ。美術家。『墨の魔術師』と呼ばれマルチに活動を展開する。東洋の伝統的な美しさである墨の美に惹かれ、それを生かし、書で独自の世界を確立。伝統的な美を現代的に表現することを特色としている。作家の心眼は１つであり、様様なジャンルに関心を持ち表現するのはその心眼を働かせるための手法であるという信念のもとに、書の他に画・篆刻・陶芸・着物・小説・写真・映画監督など幅広い分野に眼を向け活動している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）