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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
実石 沙枝子(ジツイシ サエコ)
1996年生まれ。静岡県出身。『別冊文藝春秋』新人発掘プロジェクト1期生(和足冴・名義)。本作品で第16回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 実石 沙枝子(ジツイシ サエコ)
1996年生まれ。静岡県出身。『別冊文藝春秋』新人発掘プロジェクト1期生(和足冴・名義)。本作品で第16回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「過去も未来も、この絵にはない」完成間近の卒業制作を教授に酷評された木田蒼介は、自分の過去―交通事故で亡く…(続く)
「過去も未来も、この絵にはない」完成間近の卒業制作を教授に酷評された木田蒼介は、自分の過去―交通事故で亡くした幼馴染・河井明音をテーマに作品を描き直すことを決める。しかし、蒼介は彼女にまつわる記憶を完全になくしていた。明音に関する情報を集めるうち、蒼介の思い描く明音像を投影した幻覚・アカネが現れる。蒼介は、徐々に失われた記憶を辿っていく。第16回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。