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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
田中 美佳(タナカ ミカ)
1990年佐賀県生まれ。九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻博士課程修了。博士(文学)。専門は、朝鮮近代史、メディア史。現在、九州大学大学院人文科学研究院助教。主な業績に「崔南善の初期の出版活動にみられる日本の影響―1908年創刊『少年』を中心に」『朝鮮学報』第249・250輯合併号、2019年(2020年度朝鮮学会研究奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 田中 美佳(タナカ ミカ)
1990年佐賀県生まれ。九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻博士課程修了。博士(文学)。専門は、朝鮮近代史、メディア史。現在、九州大学大学院人文科学研究院助教。主な業績に「崔南善の初期の出版活動にみられる日本の影響―1908年創刊『少年』を中心に」『朝鮮学報』第249・250輯合併号、2019年(2020年度朝鮮学会研究奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本と朝鮮を結びつけた「出版」という知識の源泉―。朝鮮最大の知識人・崔南善の活動を中心に、近代朝鮮の思想・文化・運動を形作った「出版」の歴史を明らかにする。
もくじ情報:序章 「一国史」を超える朝鮮出版文化史―研究の対象と課題;第1章 出版社新文館の設立と『少年』の創刊;第2章 新文館の児童雑誌と日本の児童文学界―朝鮮の植民地化と武断政治のなかで;第3章 『青春』が目指したもの―「世界的知識」の発信と民衆啓蒙;第4章 新文館の刊行物と女性;第5章 シリーズ書籍という試み―韓国併合前後の単行本;第6章 新文館初のロングセラー『時文読本』の編集過程―三・一独立運動前夜の単行本;第7章 時事週報『東明』と新文館の終焉―三・一独立運動後の崔南善の出版活動;終章 朝鮮出版文化の誕生