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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
菅沼 光弘(スガヌマ ミツヒロ)
東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。入庁後すぐ、ドイツ・マインツ大学に留学、ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、対外情報機関の実情の調査を行う。帰国後、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官する。現在、アジア社会経済開発協力会を主宰しながら、評論活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 菅沼 光弘(スガヌマ ミツヒロ)
東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。入庁後すぐ、ドイツ・マインツ大学に留学、ドイツ連邦情報局(BND)に派遣され、対外情報機関の実情の調査を行う。帰国後、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官する。現在、アジア社会経済開発協力会を主宰しながら、評論活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
朝鮮戦争後、韓国で高まった「反米」ムードをなんとかして「反日」ムードに転換させる必要があった米国。その時、キリスト教が利用された。「統一教会」はその中から生まれ、大きくなった。同時に、安保闘争で左傾化した日本の世論を「容共」から「反共」に変えるためにも利用された。岸信介がキーパーソンだった。一方、韓国では、「朝鮮特需で儲けた日本を許すまじ。この儲けを巻き上げろ」となった。アメリカの思惑通りだった。やがて、「統一教会」の信者の寄付金は、米国へ還流するという流れも確立した―
もくじ情報:第1章 「統一教会」とはどんな宗教団体か;第2章 日韓問題、日朝問題としての「統一教会」;第3章 安倍元首相はなぜ撃たれたか;第4章 「統一教会」問題で浮かび上がる今後の世界覇権争い;第5章 「統一教会」問題のその先へ;第6章 なぜアメリカはアジアを支配したがるのか;第7章 今こそ地政学的思考を