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出版社名:東京大学出版会
出版年月:2022年10月
ISBN:978-4-13-033306-1
188P 21cm
習近平の中国/U.P.plus
川島真/編 小嶋華津子/編
組合員価格 税込 2,508
(通常価格 税込 2,640円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:異例の3期目にはいる政権は何をめざすのか?経済発展、少子高齢化、イノベーション、環境問題、統治体制、民主化、人民解放軍、新疆ウイグル、香港、台湾、外交戦略、日中関係など様々な課題・政策・理念を最新の知見をもとに分析し、今後を見通す中国研究の最前線。 【「はじめに」より】……習近平政権の輪郭を理解することはある程度できるのだが、日本から見ていると中国はわかりにくい。日本社会には、中国は分裂するものであるとか、社会にまとまりがないとか、権力闘争があるとか、一君万民、上位下達であるとか、さまざまな見方が流布している。隣国ゆえの経験則の結果だとも言えるだろう。かつて、共青団vs.太子党vs.…(続く
内容紹介:異例の3期目にはいる政権は何をめざすのか?経済発展、少子高齢化、イノベーション、環境問題、統治体制、民主化、人民解放軍、新疆ウイグル、香港、台湾、外交戦略、日中関係など様々な課題・政策・理念を最新の知見をもとに分析し、今後を見通す中国研究の最前線。 【「はじめに」より】……習近平政権の輪郭を理解することはある程度できるのだが、日本から見ていると中国はわかりにくい。日本社会には、中国は分裂するものであるとか、社会にまとまりがないとか、権力闘争があるとか、一君万民、上位下達であるとか、さまざまな見方が流布している。隣国ゆえの経験則の結果だとも言えるだろう。かつて、共青団vs.太子党vs.上海派という見方が広がった。これは三国志的な理解と重なったのだろう。そして現在も、この三派の対立、あるいはそのようなものを敢えて探そうとする向きが強い。一旦、ステレオタイプ化した見方が広がると、なかなかそこから脱することができない。また、近代以降に日本が身につけた西洋近代、先進国的価値観や、冷戦期前後に形成された、社会主義、共産主義への懐疑も根強い。そして、日中間の(すでに中国側にも、日本の若年層にもないかもしれない)ライバル意識があるためか、日本を抜き去る/去った中国への懐疑や衰退願望などもあるのかもしれない。いずれにしても、中国を観る際には、さまざまな「眼鏡」が眼前に立ちはだかり、またいろいろなバイアスが思考のプロセスに入り込んでいるようでもある。これはその日本社会で中国研究をおこなっている研究者にも言えることかもしれない。
経済発展、少子高齢化、イノベーション、環境問題、統治体制、中国共産党、民主化、人民解放軍、新疆ウイグル、香港、台湾、外交戦略、日中関係など様々な課題・政策・理念を最新の知見をもとに分析し、今後を見通す中国研究の最前線。異例の3期目にはいる政権は何をめざすのか?
もくじ情報:1 中国の発展は保たれるのか 中国の経済発展はサステイナブルなのか(中国経済はバブルだったのか もしそうならバブルは弾けるのか;中国はイノベーション大国となれるのか;高齢化は中国に何をもたらすか;環境問題の解決はどこまでできるのか);2 中国共産党の統治は保たれるのか(共産党は「良い統治」を実現できるか―法の支配、党組織の健全化、社会の安定化;「中華民族の父」を目指す習近平、あるいは「第二のブレジネフ」か「第二のプーチン」か―権力、理念、リーダーシップ、将来動向;中国は民主化しないのか;人民解放軍は暴走しないのか);3 中国はどう世界で振る舞うのか(中国では「人権」をどのように考えているのか―「少数派」と周辺地域への帰順の強制;中国の目指す覇権と国際秩序とはなにか;習近平は台湾を「統一」できるのか―対台湾政策の理念・政策・課題;日本は中国とどう付き合うべきか―崩れゆく五要因と新たな関係構築の可能性)
著者プロフィール
川島 真(カワシマ シン)
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はアジア政治外交史
川島 真(カワシマ シン)
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はアジア政治外交史