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出版社名:講談社
出版年月:2022年11月
ISBN:978-4-06-529981-4
286P 18cm
「スピン」とは何か 量子の世界をみる方法/ブルーバックス B-2217
村上洋一/編・著
組合員価格 税込 1,150
(通常価格 税込 1,210円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:電子の「スピン」といわれたときに、皆さんはどんなイメージを持ちますか?「地球が自転をしながら太陽のまわりを回るように、電子が自転しながら原子核のまわりを回っているようなイメージ」や「電子がコマのように回っている」「フィギュアスケートの選手のように回っている」などのイメージが頭に浮かんでいるのではないでしょうか?  実は、この答えは正しくないのです、といったら皆さんは驚くでしょうか。 「スピン」は私たちの暮らしているマクロな世界の「回転」とは異なり、なかなか感覚的に掴みにくく、それが「スピン」への理解を難しくしているのではないかと思います。本書は、「スピン」をもっと深く、そして正しく理…(続く
内容紹介:電子の「スピン」といわれたときに、皆さんはどんなイメージを持ちますか?「地球が自転をしながら太陽のまわりを回るように、電子が自転しながら原子核のまわりを回っているようなイメージ」や「電子がコマのように回っている」「フィギュアスケートの選手のように回っている」などのイメージが頭に浮かんでいるのではないでしょうか?  実は、この答えは正しくないのです、といったら皆さんは驚くでしょうか。 「スピン」は私たちの暮らしているマクロな世界の「回転」とは異なり、なかなか感覚的に掴みにくく、それが「スピン」への理解を難しくしているのではないかと思います。本書は、「スピン」をもっと深く、そして正しく理解してほしいという思いから、物理学者とサイエンス分野の広報関係者、そして素人!? がチームを組んで執筆しました。 この本は、多様な読者を想定したものです。物理に興味のある高校生から「スピン」をきちんと理解したい大学生。学生時代に量子力学の授業で「スピン」の話を聞いたことがあるけど、もう一度、きちんと理解したいと思っている方などなど。さまざまな人に本書をとおして「スピン」の不思議さやおもしろさ、凄さを知ってもらいたいと考えています。 「スピン」の正体とは? 量子力学の誕生からスピンの発見までの歴史的な背景。さらに「スピン」はどのように記述され、捉えればいいのか? 本書では、できるだけ具体的に理解できるように「シュテルン=ゲルラッハの実験」を紹介しながら解説していきます。さらに、電子だけでなく、陽子、素粒子のスピンまでを取り上げ「量子」の世界をみていきましょう。そして、2022年度のノーベル物理学賞の受賞でニュースでも話題になっている「量子もつれ」を利用する量子コンピューターや生き物の特殊な能力について、そのほかにも超伝導や永久磁石など社会の様相さえ劇的に変えつつあるスピンを利用した技術最先端までをていねいに解説していきます。 本書を片手に「量子」と呼ばれる摩訶不思議な世界に飛び込み、「スピン」をめぐる冒険に出かけましょう。
量子力学は、いかに「スピン」を発見したのか!本書では、その過程をたどりながら、「スピン」をどう考え、理解すればよいのかをていねいに解説します。電子のスピン、そして陽子、素粒子のスピンとは!?さらに、量子コンピューターなど、スピンを利用する最新科学へ。スピンを手がかりに量子の世界に飛び込んでみましょう!
もくじ情報:プロローグ 身のまわりのスピン;第1章 量子力学とスピンが生まれるまで;第2章 スピンの物理;第3章 陽子にもスピンがある;第4章 すべての素粒子はスピンをもつ;第5章 整列するスピン;第6章 量子ビームでみるスピン;第7章 スピンが拓く未来社会
著者プロフィール
村上 洋一(ムラカミ ヨウイチ)
東北大学名誉教授、高エネルギー加速器研究機構名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。博士(工学)。1985年大阪大学博士課程修了後、筑波大学・東京大学・高エネルギー物理学研究所・東北大学・高エネルギー加速器研究機構で教育・研究に従事。専門分野は凝縮系物理学における構造物性研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
村上 洋一(ムラカミ ヨウイチ)
東北大学名誉教授、高エネルギー加速器研究機構名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。博士(工学)。1985年大阪大学博士課程修了後、筑波大学・東京大学・高エネルギー物理学研究所・東北大学・高エネルギー加速器研究機構で教育・研究に従事。専門分野は凝縮系物理学における構造物性研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)