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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ベッカート,スヴェン(ベッカート,スヴェン)
ハーヴァード大学教授(アメリカ史)。資本主義の経済史、社会史、政治史について幅広く執筆するとともに「ハーヴァード大学資本主義研究プログラム」の共同議長ほかをつとめる。本作でバンクロフト賞、フィリップ・タフト賞、カンディル賞などを受賞、2015年ピューリッツァー賞最終候補作に選ばれた ベッカート,スヴェン(ベッカート,スヴェン)
ハーヴァード大学教授(アメリカ史)。資本主義の経済史、社会史、政治史について幅広く執筆するとともに「ハーヴァード大学資本主義研究プログラム」の共同議長ほかをつとめる。本作でバンクロフト賞、フィリップ・タフト賞、カンディル賞などを受賞、2015年ピューリッツァー賞最終候補作に選ばれた |
奴隷制、植民地主義、強制労働…社会的・経済的不平等や差別は資本主義の歴史の例外ではなく、その核心だった。膨大な資料をもとに5000年、5大陸にわたる綿とそれにかかわる人々の歩んだ道をたどり、現代世界の成り立ちを追究した、バンクロフト賞受賞作。
もくじ情報:グローバルな商品の誕生;戦争資本主義の構築;戦争資本主義の報酬;労働力の獲得、土地の征服;奴隷制の支配;産業資本主義の飛躍;工業労働者の動員;グローバルな綿業へ;戦争が世界中に波紋を広げる;グローバルな再建;破壊;新たな綿帝国主義;グローバル・サウスの復活;エピローグ―織り地と織り糸