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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
柴田 堅太郎(シバタ ケンタロウ)
1998年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2021年司法試験・予備試験考査委員(商法)。主要取扱分野:M&A、ジョイントベンチャー、エクイティファイナンス、企業の支配権獲得紛争などのコーポレート案件を中心として、企業法務全般を取り扱う。また、コーポレートガバナンスの知見を生かし、企業の社外役員を務める。主要著書として、『中小企業買収の法務―事業承継型M&A・ベンチャー企業M&A』(中央経済社、2018年。同年度M&Aフォーラム賞正賞受賞)がある 柴田 堅太郎(シバタ ケンタロウ)
1998年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2021年司法試験・予備試験考査委員(商法)。主要取扱分野:M&A、ジョイントベンチャー、エクイティファイナンス、企業の支配権獲得紛争などのコーポレート案件を中心として、企業法務全般を取り扱う。また、コーポレートガバナンスの知見を生かし、企業の社外役員を務める。主要著書として、『中小企業買収の法務―事業承継型M&A・ベンチャー企業M&A』(中央経済社、2018年。同年度M&Aフォーラム賞正賞受賞)がある |
カーブアウトM&Aは、近時のコーポレートガバナンス上の課題の一つとなっている「事業ポートフォリオマネジメント」の観点からも極めて重要なM&A類型であり、今まで以上に増加することが予想される。本書は、スタンドアロンイシューをはじめとしたカーブアウトM&Aの法務上の問題点について解説するものであり、主として以下の3点を特徴としている。(1)カーブアウトM&Aの各プロセスの解説について、ストーリー形式の「ストーリーパート」と、…(続く)
カーブアウトM&Aは、近時のコーポレートガバナンス上の課題の一つとなっている「事業ポートフォリオマネジメント」の観点からも極めて重要なM&A類型であり、今まで以上に増加することが予想される。本書は、スタンドアロンイシューをはじめとしたカーブアウトM&Aの法務上の問題点について解説するものであり、主として以下の3点を特徴としている。(1)カーブアウトM&Aの各プロセスの解説について、ストーリー形式の「ストーリーパート」と、一般的な解説である「解説パート」の2部構成をとっている。(2)エグゼキューション面での実務解説にとどまらず、事業再編実務指針の重要箇所の紹介とコメントを中心として、コーポレートガバナンスに関する問題についても言及している。(3)売主がカーブアウトM&Aを行う上で重要な「セラーズ・デュー・ディリジェンス」の実務についてページ数を割いて解説している
もくじ情報:第1章 カーブアウトM&Aとコーポレートガバナンス―事業ポートフォリオマネジメントとその見直し;第2章 買主候補者選定プロセス;第3章 セラーズ・デュー・ディリジェンスのポイント;第4章 バイヤーズ・デュー・ディリジェンスのポイント;第5章 カーブアウトM&Aのストラクチャー;第6章 カーブアウトM&Aの最終契約;第7章 カーブアウトM&Aの付随契約;第8章 カーブアウトM&Aのクロージングプロセス