昭和・平成の時代、ひたむきに生きた男「ジョンツ」の生き様は映画にしたら面白いだろう。このお話は、決して成功物語ではない。不器用で真正直な人間のハラハラ人生ドラマである。実力派作家・山平重樹がジョンツに挑んだ渾身の作品。
もくじ情報：第１章　「馬鹿まるだし」―ジョンツ見参；第２章　酒とバラと喧嘩の日々―バラ高七か月の青春；第３章　オレに代紋は要らない―たった一人の戦い；第４章　神奈川パチンコ王の誕生―年間百億売りあげた男；第５章　ハナのニライカナイ―一つのユートピアを求めて

山平　重樹(ヤマダイラ　シゲキ)
１９５３年山形県生まれ。法政大学卒業。ノンフィクション作家、フリーライター。ルポ、小説、ノンフィクション、映画原作、漫画原作など多数の著書がある。ベストセラーとなった「ヤクザに学ぶ」シリーズほか。「残侠」「愚連隊列伝　モロッコの辰」など映像化された著作も多い（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）