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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
カーン,ヴァシーム(カーン,ヴァシーム)
1973年ロンドン生まれ。2015年にデビューして以来、インドミステリを多数発表している。2021年に本書で英国推理作家協会賞ヒストリカル・ダガー賞を受賞。現在はユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの犯罪科学部門に勤務している カーン,ヴァシーム(カーン,ヴァシーム)
1973年ロンドン生まれ。2015年にデビューして以来、インドミステリを多数発表している。2021年に本書で英国推理作家協会賞ヒストリカル・ダガー賞を受賞。現在はユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの犯罪科学部門に勤務している |
1949年、インドボンベイ。共和国化を目前にした大晦日の夜、パーティーの最中に英国外交官ジェームズ・ヘリオット卿が殺された。犯行現場の金庫は空。さらにジェームズ卿の上着からは暗号めいたメモが見つかった。捜査に当たるのはペルシス・ワディア警部。インド初の女性刑事として警察組織の内外で逆境に立たされながらも、明敏な頭脳と不屈の精神で国家を揺る…(続く)
1949年、インドボンベイ。共和国化を目前にした大晦日の夜、パーティーの最中に英国外交官ジェームズ・ヘリオット卿が殺された。犯行現場の金庫は空。さらにジェームズ卿の上着からは暗号めいたメモが見つかった。捜査に当たるのはペルシス・ワディア警部。インド初の女性刑事として警察組織の内外で逆境に立たされながらも、明敏な頭脳と不屈の精神で国家を揺るがす大事件の真実に迫る。独立運動の遺恨と共和国化の混沌の只中にあるボンベイを舞台に、女性警部の活躍を描いた英国推理作家協会賞受賞の歴史ミステリ。