内容紹介：がらくた堂と呼ばれる古民家で、杠葉は怪異の相談を受け、助手の遊馬と調査に乗り出すが…。沖田円が紡ぐ不思議世界の連作短編！
目には見えないが…確かに感じる、怪異の臭い！？薄暗く埃っぽい古民家で営む「杠葉古物堂」、人呼んで「がらくた堂」。万年閑古鳥が鳴くその店の主・杠葉伊織は、怪異の相談を受けている。それは悲しい過去をもたらした“とある怪異”を探すためでもあった。相棒は、人ならざるものの気配を感知できる遊馬悠人。大切な人を奪われ、日常を壊された者達を救うべく、彼らは立ち向かう―この世ではない世界へ。

沖田　円(オキタ　エン)
愛知県安城市出身。２０１２年『一瞬の永遠をキミと』でデビュー。２０１８年には、『千年桜の奇跡を、きみに―神様の棲む咲久良町』（原題『咲久良町シンフォニー』）がポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）