内容紹介：部品や原材料不足と価格高騰時代に、企業が持続的な成長と利益を確保するための調達・資材・購買部門の業務を解説。買い方次第で、購入価格が大きく変わる時代に、購入先企業の評価・改善方法、購入品の価格決定方法、コスト削減、納期管理、品質管理、外注管理、契約法務、企業利益の創出方法などについて解説します。
部品や原材料不足時代の調達業務がイチからわかる。新型コロナウイルス感染症のパンデミック（世界的大流行）や世界情勢の緊迫化、為替相場の変動などの影響を受け、「部品が入手できず、製品が製造できない」「コストが高くなり、利益が減少する」といった、部品や原材料の不足による納期遅延問題と、原材料・エネルギー・物流価格の高騰による製品コスト高問題が多くの企業で発生しています。こうした問題が発生している企業に共通しているのが、調達・資材・購買部門が「決められたものを買う」、つまり設計者などが購入仕様を決めた後、決められたもの（仕様変更が困難なもの）を調達・資材・購買部門が買うという、受け身的な業務になっている点です。本書は、このような事態を解決すべく、資材の調達法から納期管理、コスト低減まで、資材調達の基本を解説します。
もくじ情報：調達・資材・購買部門の重要性；調達業務プロセス；サプライヤー（取引先）の選定・評価；購入価格の決定；コスト低減；納期管理；品質管理；外注管理；調達交渉；調達法務；開発調達；リスク管理；部品・ガン材料不足時代に打ち勝つ調達；調達ＤＸ