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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
マレンボン,ジョン(マレンボン,ジョン)
イギリスの中世哲学史家。ケンブリッジ大学・トリニティカレッジ、フェロー。パリ(ソルボンヌ)大学、ノートルダム大学(アメリカ合衆国)、トロント大学、北京大学などでも客員教授をつとめた マレンボン,ジョン(マレンボン,ジョン)
イギリスの中世哲学史家。ケンブリッジ大学・トリニティカレッジ、フェロー。パリ(ソルボンヌ)大学、ノートルダム大学(アメリカ合衆国)、トロント大学、北京大学などでも客員教授をつとめた |
中世哲学は長い時間をかけて広い地域で発展した。そして、その影響は大きくはかりしれない。私たちは世界を理解するために、哲学をより深く知るために、中世哲学を学ばなければならない。プラトンとアリストテレスの哲学をベースに約1500年にわたって展開し、ギリシア・キリスト教、ラテン・キリスト教、アラ…(続く)
中世哲学は長い時間をかけて広い地域で発展した。そして、その影響は大きくはかりしれない。私たちは世界を理解するために、哲学をより深く知るために、中世哲学を学ばなければならない。プラトンとアリストテレスの哲学をベースに約1500年にわたって展開し、ギリシア・キリスト教、ラテン・キリスト教、アラビア、ユダヤという四つの伝統が入り組んだ歴史に第一人者が明確な輪郭を与える。最新の研究動向を踏まえた序文と文献表を付す。
もくじ情報:1 序章;2 初期中世哲学の見取り図;3 後期中世哲学の見取り図;4 中世哲学の諸領域;5 制度と文学形式;6 普遍―アヴィセンナとアベラール;7 心、身体、死―アヴェロエスとポンポナッツィ;8 予知と自由―ボエティウスとゲルソニデス;9 社会と最善の生―イブン・トゥファイルとダンテ;10 なぜ中世哲学か?