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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
桜井 美奈(サクライ ミナ)
2013年、第19回電撃小説大賞で大賞を受賞した『きじかくしの庭』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 桜井 美奈(サクライ ミナ)
2013年、第19回電撃小説大賞で大賞を受賞した『きじかくしの庭』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「ねえ…あそこに誰かいない?」。全校生徒が集合する避難訓練中、ひとりが屋上を指さした。そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤。奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。「バカなことはするな」。教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞う。誰もが彼の自殺を疑わず、悲しみにくれた。しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」というメッセージがあったことで、状況…(続く)
「ねえ…あそこに誰かいない?」。全校生徒が集合する避難訓練中、ひとりが屋上を指さした。そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤。奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。「バカなことはするな」。教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞う。誰もが彼の自殺を疑わず、悲しみにくれた。しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」というメッセージがあったことで、状況は一変し…。語り手が次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りになる。秘められた真実が切なく、心をしめつける。著者渾身のミステリー!