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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
司 修(ツカサ オサム)
1936年生まれ。独学で絵を学び、絵画創作にとどまらず、絵本の原画、書籍の装丁、また、小説の執筆にと幅広く活躍する。特に装幀家として、大江健三郎氏、小川国夫氏らと交流した。1978年、『はなのゆびわ』などで小学館絵画賞受賞。1988年「バー螺旋のホステス笑子の周辺」で芥川賞候補、1993年「犬」(『影について』)で川端康成文学賞受賞。岩波書店刊『新約聖書』『旧約聖書』の装幀も手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 司 修(ツカサ オサム)
1936年生まれ。独学で絵を学び、絵画創作にとどまらず、絵本の原画、書籍の装丁、また、小説の執筆にと幅広く活躍する。特に装幀家として、大江健三郎氏、小川国夫氏らと交流した。1978年、『はなのゆびわ』などで小学館絵画賞受賞。1988年「バー螺旋のホステス笑子の周辺」で芥川賞候補、1993年「犬」(『影について』)で川端康成文学賞受賞。岩波書店刊『新約聖書』『旧約聖書』の装幀も手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「私は安部公房のマネをして、夢の絵を走り描きするようになったのです。」安部公房は、『笑う月』で、夢を文字で書きつけました。画家は安部公房に刺激を受け、40年余りにわたって目覚めてすぐに夢の光景を求め、絵と文章で記録し続けたのです。そんな絵と文章からなる唯一無二の「夢画集」。子どものころの…(続く)
「私は安部公房のマネをして、夢の絵を走り描きするようになったのです。」安部公房は、『笑う月』で、夢を文字で書きつけました。画家は安部公房に刺激を受け、40年余りにわたって目覚めてすぐに夢の光景を求め、絵と文章で記録し続けたのです。そんな絵と文章からなる唯一無二の「夢画集」。子どものころの空襲の恐怖、一緒に旅をし酒を酌み交わした作家たち、そしてまた戦争が始まってしまった現在…。月刊『図書』の表紙を飾った作品に、未発表の40編を追加。オールカラー。
もくじ情報:私小説・夢百話1(マグリットの『夢の箱』;天才・安部公房のマネ;夢の耳 ほか);私小説・夢百話2(朔太郎の『猫町』;猫町;夢中夢 ほか);私小説・夢百話3(武満徹の『夢の引用』;鳥人間のピアノ調律師;水のピアノ ほか)