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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小野寺 S一貴(オノデラ エスカズタカ)
作家・古事記研究者、1974年8月29日、宮城県気仙沼市生まれ。山形大学大学院理工学研究科修了。ソニーセミコンダクタにて14年、技術者として勤務。東日本大震災で故郷の被害を目の当たりにして、政治家の不甲斐なさを痛感。2011年の宮城県議会議員選挙に無所属で立候補するが惨敗。その後「日本のためになにができるか?」を考え、政治と経済を学ぶ。2016年春、妻ワカに付いた龍神ガガに導かれ、神社を巡り日本文化の素晴らしさを知る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小野寺 S一貴(オノデラ エスカズタカ)
作家・古事記研究者、1974年8月29日、宮城県気仙沼市生まれ。山形大学大学院理工学研究科修了。ソニーセミコンダクタにて14年、技術者として勤務。東日本大震災で故郷の被害を目の当たりにして、政治家の不甲斐なさを痛感。2011年の宮城県議会議員選挙に無所属で立候補するが惨敗。その後「日本のためになにができるか?」を考え、政治と経済を学ぶ。2016年春、妻ワカに付いた龍神ガガに導かれ、神社を巡り日本文化の素晴らしさを知る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
僕の妻は、子どものころから不思議な感覚の持ち主だった。目をつむっても、耳をふさいでも、普通の人には見えないものが見え、知りたくもない他人…(続く)
僕の妻は、子どものころから不思議な感覚の持ち主だった。目をつむっても、耳をふさいでも、普通の人には見えないものが見え、知りたくもない他人の心の内まで聞こえてくる…。その苦しみは想像を絶するものだった。だが、そんな生活の中で、妻を救ってくれたのもまた、その能力だったのである。独特の軽妙なタッチで描かれる、ちょっと不思議で心が温かくなる、実話をもとにした再生の物語。1章分の書き下ろしを加えて、待望の文庫化!