|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
北大路 公子(キタオオジ キミコ)
北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 北大路 公子(キタオオジ キミコ)
北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
生活に猫が足りていないことは、わかっていた―。SNSには猫画像が溢れ、持つ者が自慢するそれを、持たざる者は眺めるばかりだ。愛猫とお別れしてから十五年近く、心にぽっかり猫の穴を空けていた著者は、その穴を埋めるべく植物を育て始めた。編集者に勧められるがまま、なぜか椎茸から!キノコ、スプラウト、ヒヤシンス…名をつけ、水をやり、立派に育てあげ、ときには収穫して食べる(!)。猫に思いをはせながら過ごす約二年の日々を綴るエッセイ集。文庫には「ロスねこ」のその後を書き下ろしで収録する。解説は作家の町田そのこさん。
もくじ情報:二〇一七年(猫が足りない;猫穴は埋まる?;種である;母の心;猫さえいれば ほか);二〇一八年(いつもより多め;母は敏腕マネージャー;そろそろ…;ステージへ;花の命は ほか)