内容紹介：プロジェクトに対するテストは必ずしも１つとは限らない。なにをテストすれば品質とリスクにどう影響するかも考えなければならない。本書ではさまざまな種類の実務に生かせるテスト手法を紹介する。
本書にはふたつの目標がある。第１は、読者である皆さんに、Ｗｅｂ　ＡＰＩに対して実行できるバラエティ豊かなテストアクティビティに馴染んでいただくことだ。多くの章を読み進めていくうちに、皆さんはそれらさまざまなテストアクティビティの実施方法を身に付け、それらが緩和するリスクのタイプや明らかになる情報が何かを学んでいくだろう。第２は、皆さんが本書で学んださまざまなテストアクティビティを組み合わせて現場のコンテキストに合ったテスト戦略を作り、関係者に説明するための力になることだ。
もくじ情報：第１部　Ｗｅｂ　ＡＰＩテストの真価（Ｗｅｂ　ＡＰＩをテストする理由と方法；テストの出発点；品質とリスク）；第２部　テスト戦略立案のための基礎知識（ＡＰＩ設計テスト；ＡＰＩの探索テスト；Ｗｅｂ　ＡＰＩテストの自動化；テスト戦略の確立と実現）；第３部　テスト戦略の拡充（高度なＷｅｂ　ＡＰＩオートメーション；コントラクトテスト；パフォーマンステスト；セキュリティテスト；本番環境でのテスト）

ウィンタリンガム，マーク(ウィンタリンガム，マーク)
Ｍｉｎｉｓｔｒｙ　ｏｆ　ＴｅｓｔｉｎｇのＣＯＯでありテスターでありツール開発者である。１０年以上前から、ＢＢＣやバークレイズ銀行、イギリス政府、トムソン・ロイターといった広範囲な分野で、さまざまな賞を受賞したプロジェクトにおけるテストの専門知識を提供してきた。また、新しいリスクベーステストの提唱者のひとりで、さまざまなチームに対し、テストオートメーション、ふるまい駆動開発、探索テストテクニックの指導をしている。テスターというキャリアに対する関心を高め、テスト教育の向上、改善を進めるＭｉｎｉｓｔｒｙ　ｏｆ　Ｔｅｓｔｉｎｇの共同創設者のひとりでもある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）