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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
永田 雄三(ナガタ ユウゾウ)
1939年生まれ。イスタンブル大学文学部史学科博士課程修了(Ph.D.)現在、公益財団法人東洋文庫研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 永田 雄三(ナガタ ユウゾウ)
1939年生まれ。イスタンブル大学文学部史学科博士課程修了(Ph.D.)現在、公益財団法人東洋文庫研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
多民族・多宗教・多文化の共生を実現させた大帝国が繁栄した歴史を…(続く)
多民族・多宗教・多文化の共生を実現させた大帝国が繁栄した歴史をもつトルコ―東洋と西洋にまたがる「親日の国」は、多様性と分断の時代に何をもたらすのだろうか。現代に至るまでの歴史を通観する。
もくじ情報:第1章 ルーム・セルジューク朝、モンゴル支配、ベイリク期のアナトリア(テュルク民族とアナトリア地域史;ルーム・セルジューク朝の時代;モンゴル支配時代のアナトリア;ベイリク時代のアナトリア);第2章 オスマン帝国の時代(オスマン支配の拡大とイスタンブル政権の形成;オスマン官人支配体制の成長;地方社会の自立と中央政府);第3章 オスマン帝国の近代(絶対君主の復活;タンズィマートとその社会;アブデュルハミト二世の専制政治;青年トルコ革命と第二次立憲政);第4章 現代のトルコ(トルコ革命―一党支配の時代;トルコ共和国―複数政党制の時代;共和制の変質―議院内閣制から集権的大統領制へ)