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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
平岡 聡(ヒラオカ サトシ)
1960(昭和35)年京都市生まれ。京都文教大学教授。浄土宗僧侶。専門は仏教学。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 平岡 聡(ヒラオカ サトシ)
1960(昭和35)年京都市生まれ。京都文教大学教授。浄土宗僧侶。専門は仏教学。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
仏教の教えには、たくさんの“矛盾”がある。その矛盾を解消しようと、ブッダの後継者たちは必死になって「言い訳」を積み重ねてきた。同時にそれは、仏教を世に広めようという涙ぐましい努力の跡でもあった…(続く)
仏教の教えには、たくさんの“矛盾”がある。その矛盾を解消しようと、ブッダの後継者たちは必死になって「言い訳」を積み重ねてきた。同時にそれは、仏教を世に広めようという涙ぐましい努力の跡でもあった―。「ブッダは眠らない?」「殺人鬼も解脱できるワケ」「肉食禁止の抜け道」…難解で非合理的な教義も、すべて「嘘も方便」だとわかれば、もう仏教なんて怖くない!仏教を進化させた「言い訳」から、その本質に迫る。
もくじ情報:第1章 眠らないブッダ;第2章 悪業をめぐる苦しい言い訳;第3章 布教のための言い訳;第4章 戒律の抜け道;第5章 言い訳から生まれた大乗仏教;第6章 仏教は言い訳で進化した