内容紹介：次に学ぶのは神狼の走り！？　そして世界が、奇才・ウィニングを見つける！魔法学園の入学試験を受けることになったウィニング。一次試験で唯一彼の奇才に気づいた講師・イザベラの導きにより、ウィニングは新たな魔法「星魔法」の片鱗に触れ、さらにかつてこの国を救った「神狼」と出会う。
「走る」を極めるべく、少年は神狼のもとへ―。凄腕魔法使い・マリベルのもとで「走ること」に活かせる魔法を磨き、ついに父から、貴族としてではなく自由に生きる許可を得たウィニング。ある日、彼は従者のロウレンたちが魔法学園の入学試験を受けると聞き、興味本位で王都についていく。そこでウィニングは、なぜか第三王女・リスティアに後押しされるまま、試験を受けることに。彼は一次試験で、持ち前の「走ること」に特化した魔法で周囲を驚愕させるのだった。そんなウィニングの異才に気づいた魔法学の権威・イザベラは、かつて国を救った伝説の神狼のもとへ彼を導く。ウィニングは神狼から世界を変える力すら持つ「星魔法」を教わるが、彼はそれを走りに活かすことしか考えていなかった…。

坂石　遊作(サカイシ　ユウサク)
ライトノベル作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）