内容紹介：浮世絵に描かれた女性のファッションをメインに豆知識や鑑賞のポイントを解説
流行の模様やこだわりの小物、作品に込められた「粋」の美意識―鑑賞がもっと楽しくなる豆知識を添えて、ファッションへのこだわりを解説します。
もくじ情報：第１章　町の女性（林屋お筆；飛鳥山花見　ほか）；第２章　武家の女性（梅やしき；風流略六芸　生花　ほか）；第３章　花街の女性（美人遊歩図；美人立姿図　ほか）；第４章　男性の装い（風流うたひ八景　絃上の夜雨；当世遊里美人合　叉江　ほか）；第５章　模様をまとう　物語をまとう（傘をさす美人；逢妓八契　富ヶ岡の時雨　ほか）

赤木　美智(アカギ　ミチ)
１９７７年徳島県生まれ。太田記念美術館主幹学芸員。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は江戸の絵画史。太田記念美術館にて「広重ブルー」「江戸の恋」「江戸にゃんこ‐浮世絵ネコづくし」などの展覧会を担当。さまざまな角度から浮世絵の魅力を掘り下げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）