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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
間 永次郎(ハザマ エイジロウ)
1984年、イタリア生まれ。滋賀県立大学人間文化学部講師、マックス・プランク研究所宗教・民族多様性研究シニア・リサーチ・フェロー。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専門は南アジア地域研究、社会思想史。『ガーンディーの性とナショナリズム』(東京大学出版会、2019年)で第8回日本南アジア学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 間 永次郎(ハザマ エイジロウ)
1984年、イタリア生まれ。滋賀県立大学人間文化学部講師、マックス・プランク研究所宗教・民族多様性研究シニア・リサーチ・フェロー。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。専門は南アジア地域研究、社会思想史。『ガーンディーの性とナショナリズム』(東京大学出版会、2019年)で第8回日本南アジア学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
贅沢な食事をしないこと、搾取によってつくられた服を着ないこと、性欲の虜にならないこと、異教徒とともに生きること、そして植民地支配を倒すこと―。ガンディーの「非暴力」の思想はこのすべてを含む。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。真実を直視し、真実と信じるものに極限まで忠実であろうとしたガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。ガンディー研究を一新する新鋭の書!
…(続く)
贅沢な食事をしないこと、搾取によってつくられた服を着ないこと、性欲の虜にならないこと、異教徒とともに生きること、そして植民地支配を倒すこと―。ガンディーの「非暴力」の思想はこのすべてを含む。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。真実を直視し、真実と信じるものに極限まで忠実であろうとしたガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。ガンディー研究を一新する新鋭の書!
もくじ情報:第1章 集団的不服従―日常実践の意義;第2章 食の真実―味覚の脱植民地化;第3章 衣服の真実―本当の美しさを求めて;第4章 性の真実―カリスマ性の根源;第5章 宗教の真実―善意が悪になる時;第6章 家族の真実―偉大なる魂と病める魂;終章 真実と非暴力