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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
千野 隆司(チノ タカシ)
1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍商い帖」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた代表作。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 千野 隆司(チノ タカシ)
1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍商い帖」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた代表作。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
幼い頃、侍の狼藉がもとで天涯孤独となった青年・弐吉。武家への強い恨みを胸に、札差・笠倉屋で小僧奉公している。理不尽な仕打ちにも耐え、持ち前の機転で困難を跳ね返し励む日々。銭を武器に、侍と対等に渡り合える札差稼業の面白さに弐吉が気付き始めた頃、札旦那の1人が殺しの容疑者になってしまう。貸した金の回収を案じた笠倉屋の主人から、弐吉は真相を探るよ…(続く)
幼い頃、侍の狼藉がもとで天涯孤独となった青年・弐吉。武家への強い恨みを胸に、札差・笠倉屋で小僧奉公している。理不尽な仕打ちにも耐え、持ち前の機転で困難を跳ね返し励む日々。銭を武器に、侍と対等に渡り合える札差稼業の面白さに弐吉が気付き始めた頃、札旦那の1人が殺しの容疑者になってしまう。貸した金の回収を案じた笠倉屋の主人から、弐吉は真相を探るよう命じられ…。知恵と根性で成り上がる出世奮闘記!