内容紹介：■「私たち人間は、自然界における食物連鎖の長である」－－この観点を念頭に「食肉」に取り組むＥＬＥＺＯ社。自然と命の享受を受け、より価値ある成果につなげ、食の豊かさの本質を探り続けるＥＬＥＺＯ社。そのために、生産狩猟部門、枝肉熟成流通部門、シャルキュトリ製造部門、飲食部門の４つ部門を構築し、「食の一貫生産管理体制」も運営している。本書は、そのＥＬＥＺＯ社の評判メニューを紹介しながら、ＥＬＥＺＯ社の経営哲学、成功の源、これからの経営指針を解説。
もくじ情報：Ｃｕｉｓｉｎｅ―ＥＬＥＺＯの料理；Ｈｉｓｔｏｒｙ―ＥＬＥＺＯヒストリー起業からオーベルジュまでの道；Ｐｈｉｌｏｓｏｐｈｙ―ＥＬＥＺＯの哲学；Ｗｏｒｋ―ＥＬＥＺＯの４部門；Ｈｕｎｔｅｒ―対談（Ｈｕｎｔｅｒ　浅水豊×ＥＬＥＺＯ　佐々木章太）；Ｃｏｍｍｕｎｉｔｙ―座談会（豊頃町町長　按田武×大津漁港漁協組合長・豊頃町町議長　中村純也×ＥＬＥＺＯ　佐々木章太）；Ｗｉｎｅ―オーストラリアクイーンズランド州とのワイン造り；Ｔｅａｍ―ＥＬＥＺＯチーム；Ｓｕｃｃｅｓｓ―ＥＬＥＺＯ成功の秘訣３０；Ｍｅｓｓａｇｅ―外から見たＥＬＥＺＯとは？

佐々木　章太(ササキ　ショウタ)
１９８１年、北海道・帯広生まれ。北海道帯広市で３代続く「カフェレストラン絵麗」の次男として生まれる。軽井沢「星のリゾート」、東京・西麻布「ビストロ・ド・ラ・シテ」などで経験を積み、２００５年に食肉の自社一気通貫型モデルを確立するため「ＥＬＥＺＯ（エレゾ）」を設立。ジビエの狩猟、放牧豚や鴨などの飼育を行う家畜家禽の生産、それらの肉食材で全国各地のレストランに精肉として卸す熟成流通、加工製造を行う。札幌、東京・松涛・虎ノ門で料理を提供。レストラン運営の４門構成で独自の展開を構築する。２０２２年には十勝発祥の地にオーベルジュ「エレゾ・エスブリ」をオープン。鳥獣被害や食肉（ジビエ）の利活用等に取り組み、国や地域に模範として貢献している個人や団体を表彰する「平成３０年度鳥状対策優良活動表」にて、捕獲鳥獣利活用部門農水振興局長賞を受賞。「第１０回農林水産省料理人顕制度」にて、料理マスターズブロンズ賞受賞。農山漁村、地域の有するポテンシャルを引き出し、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる事例を表彰する「農林水産省第８回ディスカバー農山漁村の宝」にて、ビジネス部門優秀賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）