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出版社名:ぺりかん社
出版年月:2023年11月
ISBN:978-4-8315-1654-1
318P 22cm
中江藤樹の教導思想
高橋恭寛/著
組合員価格 税込 5,643
(通常価格 税込 5,940円)
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内容紹介・もくじなど
“近江聖人”は、人間もまた「生きる虫」にすぎないと考え、苦闘したのではないか?―近世前期を生きた中江藤樹(1608‐48)は道徳的な人格者として、儒学を門人・弟子たちに伝授した思想家として有名である。しかし、藤樹の“教示”“感化”は困難を極めた。藤樹といえども挫折と試行錯誤に明け暮れた「苦悩する教師」に他ならなかった。「陽明学」「教育」といった近代的枠組・制度では捉えきれない藤樹の思想を、その著作と書簡、門人たちの著述を詳細に読み込んで解明することにより、学問の着手や挫折の問題、志向を欠いた学習者への対処といった“学び”の根源的課題に迫り、思想史研究の実践と意義を考える。
もくじ情報:序論 中…(続く
“近江聖人”は、人間もまた「生きる虫」にすぎないと考え、苦闘したのではないか?―近世前期を生きた中江藤樹(1608‐48)は道徳的な人格者として、儒学を門人・弟子たちに伝授した思想家として有名である。しかし、藤樹の“教示”“感化”は困難を極めた。藤樹といえども挫折と試行錯誤に明け暮れた「苦悩する教師」に他ならなかった。「陽明学」「教育」といった近代的枠組・制度では捉えきれない藤樹の思想を、その著作と書簡、門人たちの著述を詳細に読み込んで解明することにより、学問の着手や挫折の問題、志向を欠いた学習者への対処といった“学び”の根源的課題に迫り、思想史研究の実践と意義を考える。
もくじ情報:序論 中江藤樹を問い直す;第1章 問題の所在;第2章 「福善禍淫」の論理と「人と禽獣の弁別」;第3章 初学者に向けた教示の模索;第4章 二つの「持敬図」;第5章 『翁問答』から見る“教示”対象の顕在化;第6章 学習者に求める振る舞い―独学から議論へ;第7章 「慎独」の重視、あるいは「慎独」に挫ける「同志」たち;第8章 「立志」を“教示”することの問題;終章 中江藤樹の思想史的位置と藤樹後学たちのたたかい;補論1 藤樹書院と中江常省;補論2 淵岡山における「藤樹学」の自覚;補論3 会津藤樹学派の展開と“藤樹の教え”;結論 中江藤樹研究の現代的意義
著者プロフィール
高橋 恭寛(タカハシ ヤスヒロ)
1982年、岡山県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。東日本国際大学准教授等を経て、多摩大学経営情報学部准教授。専攻、近世日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
高橋 恭寛(タカハシ ヤスヒロ)
1982年、岡山県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。東日本国際大学准教授等を経て、多摩大学経営情報学部准教授。専攻、近世日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)