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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
田渕 句美子(タブチ クミコ)
1957年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学。日本中世文学・和歌文学・女房文学専攻。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 田渕 句美子(タブチ クミコ)
1957年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学。日本中世文学・和歌文学・女房文学専攻。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
『百人一首』は、誰によって、何の目的で作られたのか。長らく藤原定家が撰者とされてきたが、著者の最新の研究により、後人による改編が明らかとなった。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌にまつわる森羅万象を網羅しているかのような求…(続く)
『百人一首』は、誰によって、何の目的で作られたのか。長らく藤原定家が撰者とされてきたが、著者の最新の研究により、後人による改編が明らかとなった。成立の背景やアンソロジーとしての特色を解きほぐし、中世から現代までの受容のあり方を考えることで、和歌にまつわる森羅万象を網羅しているかのような求心力の謎に迫る。
もくじ情報:序章 『百人一首』とは何か―その始原へ;第1章 『百人一首』に至る道;第2章 『百人一首』の成立を解きほぐす;第3章 『百人一首』編纂の構図;第4章 時代の中で担ったもの;終章 変貌する『百人一首』―普遍と多様と