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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鈴木 祐丞(スズキ ユウスケ)
1978年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了。博士(文学)。専門は実存哲学。現在、秋田県立大学総合科学教育研究センター助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鈴木 祐丞(スズキ ユウスケ)
1978年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了。博士(文学)。専門は実存哲学。現在、秋田県立大学総合科学教育研究センター助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局―。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった“実存哲学”とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、“神に仕えるスパイ”という使命を生きた人間キェルケゴールの実…(続く)
キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局―。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった“実存哲学”とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、“神に仕えるスパイ”という使命を生きた人間キェルケゴールの実像にせまる。
もくじ情報:序章 神に仕えるスパイ;第1章 原点;第2章 著作家として立つ;第3章 美的著作という餌をまく;第4章 美的著作;第5章 宗教的著作と『非学問的後書き』;第6章 逡巡;第7章 汝自身を知れ;第8章 牙を研ぐ;第9章 教会闘争;終章 死とその後