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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
麻宮 好(アサミヤ コウ)
群馬県生まれ。大学卒業後、会社員を経て、中学入試専門塾で国語の講師を務める。2020年、第一回日本おいしい小説大賞応募作『月のスープのつくりかた』を改稿し、デビュー。2022年、『泥濘の十手』(刊行時、『恩送り 泥濘の十手』に改題)で、第一回警察小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 麻宮 好(アサミヤ コウ)
群馬県生まれ。大学卒業後、会社員を経て、中学入試専門塾で国語の講師を務める。2020年、第一回日本おいしい小説大賞応募作『月のスープのつくりかた』を改稿し、デビュー。2022年、『泥濘の十手』(刊行時、『恩送り 泥濘の十手』に改題)で、第一回警察小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
おまきは岡っ引きの父利助を探していた。火付けの下手人を追ったまま、行方知れずになっていたのだ。手がかりは父が遺した、漆が塗られた謎の容れ物…(続く)
おまきは岡っ引きの父利助を探していた。火付けの下手人を追ったまま、行方知れずになっていたのだ。手がかりは父が遺した、漆が塗られた謎の容れ物の蓋だけだ。おまきは材木問屋の息子亀吉、目の見えない少年要の力を借りるが、もつれた糸は解けない。そんなある日、大川に揚がった亡骸の袂から漆塗りの容れ物が見つかったと同心の飯倉から報せが入る。が、なぜか蓋と身が取り違えられているという。父の遺した蓋と亡骸が遺した容れ物は一対だったと判るが…。父は生きているのか、亡骸との繋がりは?虚を突く真相に落涙する、第一回警察小説新人賞受賞作!